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今回はSOLDANO SLO100のエフェクトループの改造です SLO100のSENDの出力はインピーダンスが充分に低くないのでケーブルを延ばして使用すると音質の変化やレベルダウンが生じる時が有ります 今回はIC(オペ)を追加してローインピーダンス化します 画像は追加するICの基板です 手づくりでしょう?結構大変でした |
ICを動作させる為にはIC用の電源が必要です エフェクターを動作させるために9Vが必要なように、エフェクトループの改造に使うICにも専用の電源が必要となります ICが2個位ならアンプ本体から電源を加工して引っ張ってくるのですが 今回はIC×4個にリレーを使う為、特注トランスを追加してアンプ本体に エフェクトループのスイッチング+ローインピンダンス回路を内蔵します 上画像の黒いトランスはSOLDANOのチョークトランスと言われる物です ここに特注トランスを追加して、元のチョークトランスはシャーシの上へ 電源トランスの横に移動しました 真ん中の画像が新しい追加トランスです アンプがAC100VでもAC120Vでも使用できるようにタップが出ています 下画像の穴あき基板が新しい電源回路の基板です この基板でスイッチングのリレーとICの電圧を作ります ICにはプラスマイナス15V掛けたと思います |
組み込み中です リレーやIC基板はループ回路近くに持ってきました SENDツマミをPULL(引っ張る)とICのループ回路は完全にバイパスされます ツゥルーバイパスになります SENDレベルツマミ、RETURNレベルツマミの追加 ジャックはステレオ仕様に変更してあります ループの切り替えとチャンネル切り替えをフットスイッチで切り替えできます |
今回の改造は画像で見ると分かりやすいです SENDツマミPULL(引く)でICのループ回路は完全にバイパス 真ん中の画像がPULL状態です オリジナルのSLO100の回路になります FOOT SWITCHジャックは本来チャンネル切り替えのみだった物(モノラルプラグ)を エフェクトループのオンオフも可能なステレオプラグ対応に変更してあります プラグの「TIP」は先端の事です 下画像の「3」番になります プラグの「RING」は下画像の「2」番になります フットスイッチでエフェクトループのON-OFFする時はツゥルーバイパスにはなりません 下画像の上側のプラグがステレオプラグと呼びます 下側のプラグはモノラルプラグと呼びます |
無事完了いたしました スイッチング切り替えが付いたのでICの数が増えたので今回の作業は大変でした ループがオンオフできるSLO100は、かなり便利でした 今回は画像資料が余り無く一部の回路の画像だけになってしまいましたが 改造内容はなんとか理解していただけたと思います エフェクトループはマスターVolの後に付けるのもSLO100には良いかもしれないと思いました |