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エンパイア カスタム アンプリフィケーション(E-C-A)は
楽器アンプ、エフェクターの修理、製作専門とする公房です。

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    Marshall JVM410H 改造 

Marsahllの代表機種JVM410Hの改造(モディファイ)です
パワー管をKT88に交換
ポストレゾナンス、100Wor50W等の改造などです


         

マーシャルのフラッグシップモデルJVM410Hです
4チャンネルで各チャンネルに3モードの音が有ります
トータルで12種類の音が出せます

フロントパネルはこの様にツマミだらけです
1チャンネルアンプを使う方からは「WHAT??? 何でこんなにツマミ有るの?」と思う方もいると思いますが・・・



         

中の基板は、この様に大きな一枚基板が入っています
スゴイです
JCM2000の時は何枚かに基板が分かれていましたが
JVMの時はVOLポットが付いている基盤とMAIN基板の2枚だけです

手ハンダも無く線材はコネクターでつながっています

         

改造工程です
先ほどのメイン基板を外して部品を外します







下の画像はパワーアンプで、もっとローを出して欲しいという要望から
コンデンサの定数変更しました
黄色いコンデンサが交換して有ります
コンデンサはマロリーです
マロリーを使用した理由は好みだからです



         

次はバイアス回路の改造です
パワー管のバイアス電圧を三点切り替えで切り替えるための改造です


下の画像は追加の3点のロータリースイッチです
「EL34/6CA7」or「 6L6GC」or 「 6550/KT88」を切り替え可能になります




         

次の改造は「100W」or「50W」の切り替えスイッチの改造です
SG抵抗のつなぎ方を変えて出力を変えます
「PENTODE」「TRIODE」の切り替えスイッチと同じです

         

次の改造は「エッジカット」と「ポストレゾナンス」です
お客様の御要望で「高域がきついので全体の痛いところをカットして欲しい」
「元のレゾナンス以外に、もっとローが上げられるツマミ欲しい」と言う要望から
「EDGE CUT」と「POST RESONANCE」を裏パネルに取り付けました

         

パワー管はソブテックのKT88に変更です
だるま型の真空管ってカッコいいですよねぇ
「これで音が悪いわけが無い」と思います
マーシャルに気持ち良い太いミッドローを足してくれます
「お前は真空管の形から音を判断するのか?」と思うかもしれませんが
カッコいい形のパワー管は音が良いと思います


シルヴァニアのEL34、RCAの6V6・・・ガラス管がグレーになっていたり
形がとてもカッコいいです

パワー管選定に迷った時は、自分が「この形カッコいい!!」と思える物を選びましょう
冗談じゃなくて本気で言ってます

         

バイアス切り替えスイッチはシャーシの天板に付きます
ロータリースイッチで3点切り替えで「カチッ、カチッ」と替わります

















右画像は裏パネルに付いた「ポストレゾナンス」と「エッジカット」です
ポストレゾナンスは左に一番しぼると元の音です
エッジカットはVolポットのプッシュプルでキャンセまたはオンになります
















100Wor50Wの出力切り替えはトグルスイッチで切り替えになります





         


裏パネルに付いたツマミとスイッチのレイアウトはこの様になります

         

無事終了いたしました
出てくる音は激変していますが
今回の改造はフロントパネル側はオリジナルのままと言う改造です


KT88の音も良く太くヌケの良い音になりました