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エンパイア カスタム アンプリフィケーション(E-C-A)は
楽器アンプ、エフェクターの修理、製作専門とする公房です。

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          MESA V-TWIN GAINUP 改造(モディファイ) 

                    真空管12AX7Aが2本搭載されているオーバードライブペダル、プリアンプです
                    メサのV-Twinペダルのゲインアップ&ディストーション改造です


                    


         
MesaのV-Twin改造依頼です

画像は完成後の画像です


V-Twinのイメージは「太い」「重い」と自分は記憶が有りましたが
今弾くと意外と音はミッドに集まっていて意外と歪みも少ない・・・
モダンな歪みではないように感じました

時代が変わると音の感じ方も変わるのかな、初めて5150弾いた時も「なんだ?このドンシャリ感???」と感じたのに
今弾くとそうでもないです、「5150のミッド気持ちいいね〜」と・・・
自分の耳が変わるのか?
アンプの音が部品の劣化含めて変わるのでしょうか?

         

改造依頼時から左の小さいツマミが追加されていました

「他で改造を依頼したが余り歪んだように感じなかった」と言うことでした
音出ししてから可能な改造をお客様に見積もりを出します

元からツマミが1つ付いているので、そのまま流用します

         

上部のパネルを開けて真空管を抜いたところです

部品ぎっしりです
エフェクトのON-OFFはMXRの様なスイッチですがFETを使ってドライ音とエフェクト音を切り替えています
切り替え時のクリックノイズも出ません

付属のアダプターは交流出力で内部のトランスで高電圧にして真空管を動作させています

3トーンコントロールやマスターボリュームなどは各チャンネル共通ですが
クリーンゲインのアジャストボリュームなどが裏パネルに付いていて各チャンネルの音量バランスがとりやすくなっています
ビスを緩めてパネルを外すとプリセットの反固定ボリュームで調整できます
実質3チャンネルのペダル-プリアンプです


今回はお客様が、自分の好み、使っているギターやピックアップ
好きな音楽の傾向やYOUTUBEの動画リンクなど詳細な情報を教えていただいた事も有り
なんとなく方向性がつかめました、ありがたかったです

一番困るのが「良い音にしてください」と言うのが・・・
具体的に「クラプトンやジェフベックは嫌いです」
「ロベンフォードの様なミドルが欲しいです」位に極端でもOKです




           

真空管12AX7Aが2本入ります
真空管が刺さっている時の画像は撮影忘れてしまいました

LEDは青に交換されていました


           

GAIN UPには色々やり方が有ります
中のコンデンサや抵抗の乗数(数値)などを変えます

「アンプはクリーン状態で歪ませられるペダル希望」なのでTwin Reverbで音だしチェックに成ります


           


追加のGAIN UPツマミは「POST GAIN」と表示
元々「GAIN」のツマミは付いています

ギター信号の流れから「GAIN」の後で、さらに歪ませるようにしたのでPOST GAIN」という表示にしました

手前だったら「PRE GAIN」になったと思います


           

左に有るKRANKのペダルはお客様が気に入っている物で同梱していただいた物です

KRANKのセッティング等を教えて頂いたので、音の方向性はかなり分かりやすかったです

何回か音出しをして中の部品の乗数を何回か変えます
このときが一番悩む作業にもなります
「KRANKに負けたくないな」と試行錯誤

その後
「良い感じで音決まってきたかも・・・」

           

悩みながら乗数変更を何回かしして無事完了です

V-Twinの方が真空管が入っているお陰か、エッジが有りながらも深みの有るウォームな感じで歪みが増えました


「良い音になったと思うけど、気に入ってくれるかな」と思いながら発送
その後、メールで「大変気に入りました」とのメール

気に入ってもらえて良かった
今回は耳が疲れた改造だったけど、お客様からのメールで疲れも消えたかも