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エンパイア カスタム アンプリフィケーション(E-C-A)は
楽器アンプ、エフェクターの修理、製作専門とする公房です。

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 MAXON DM-1000(デジタルディレイ) エフェクトループ+4db対応改造 
         

マクソンのデジタルディレイDM1000の改造です
この機種は−20db対応(ギターレベル)には対応しているので
ギターとアンプの間で使用するには問題なく使用できますが
エフェクトループ等のレベルの大きい入出力には対応していません

その為+4db以上のエフェクトループだと音量が足りずにレベルダウンしてしまいます

この機器をエフェクトループに使用出来るようにする改造依頼です


         

中身はこのような感じで部品がいっぱいです
昔のデジタル物ははケースの中に部品がいっぱいです

RolandのSDE3000もそうですが、ジャックやボリュームを1個交換するために基盤を全てひっくり返す為、意外と交換に時間が掛かってしまいます

左上の赤丸付近に改造のためのICを追加する予定です



         

ユニバーサル基板(マル穴基盤)を使用して、画像の様な物を作ります
IC(オペ)1個でバッファーと増幅がの2つの回路が組めます

モディファイの内容に合わせてIC(オペ)は増やすような改造になります
今回は1個で足りる改造でした





         



元基盤の邪魔にならない位置や不必要に線材を引き回さない所を考慮して
作った基板本体に組み込みまsu

DM1000はシャーシ内に空いたスペースが有るため問題なく組み込めそうです














元の基板を組み込んだ状態です
今回はマスターアウトプットを追加してレベル調整も出来るようになっています
右下のツマミがマスターアウトプットのツマミになります





         

これが追加したツマミです
マーシャルのツマミです(マーシャルのツマミは意外と見やすいですよ)

これで音量も稼げるので全てのエフェクトループにつなげられるようになりました


         


VHTのエフェクトループにつないでチェックします

マッチングもとれて、正常にエフェクト音も出力されています
マスターアウトレベルをつけたことで簡単にレベル調整も出来るようになりました

ディレイ、リバーブはエフェクトループにつないだ方が音は断然綺麗に掛かりますね
アンプ手前にエフェクターをつなぐとノイズが大きくなりますから、空間系はエフェクトループにつないだ方が良いと思います
ノイズが大きいとフィードバック、ハウリング(ピーッ音)も起こしやすくなりますから


無事完了です