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マーシャルのJVMシリーズの2チャンネル仕様のヘッドアンプです 見た目は3チャンネル?と感じますが2チャンネルです 今回の改造はバイアスセレクターの追加、HI-PASSフィルター部の改造になります |
追加するスイッチはこの様になります 3点切り替えのロータリースイッチになります 遠目で見ると電源トランス付近に取り付けになります 裏板で、ふさがる為スイッチをぶつける心配や 間違って切り替わる事も有りません |
お客様の要望で、今回はエレハモの6L6GCの差し替えになっています お客様は「マーシャルは自分にとって少し高域が少しきつく感じる」と言うことでしたので 内部のHI-PASS回路の改造も行いました |
内部のHI-PASS部分の改造です 3点のトグルスイッチで切り替えになります 予定では「HIPASS-OFF」「HIPASS-ON」「HIPASS-HALF」の3回路の予定です コンデンサと抵抗でフィルターを製作します 「HIPASS-HALF」とはHIPASSのオンとオフの真ん中の音欲しいなと感じた為です 「HIPASS-HALF」は実際に音を出して数値を決めた方がよい結果が出るので、画像のようにシャーシだけ取り出して音出しします 結構悩むところでも有ります |
取り付けは画像のようになりました 裏パネルに取り付けいたしました 高域がきつく感じる方にはおススメの改造です 遠目で見ると画像のような位置に取り付けました スピーカーアウトジャック付近にです |
一番上の画像を見て気が付いた方もいると思いますが、表面のトーレックスが張り直しされています 特注だそうです、カーボンファイバーみたいでカッコいいですね |
無事改造完了です パワー管6L6GCはFenderが使用していますが 歪み系アンプだとSOLDANO、MESA、MarshallのJCM900等が有名です 6L6GCはミッドレンジが上がる感じです 「ちょっと高域痛いな、でも6500やKT88の様にSLAYERやZAKKじゃない」と言う人は6L6GCを試してみると良いと思いますよ JCM900や2000もそうですが、2チャンネル仕様のマーシャルはジャンル問わず使われる傾向が有る様です・・・2チャンネルは名機が多いのでしょうか? 最後になりましたが、このアンプはSadistic DutyのギターリストYuji氏の物です |