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エンパイア カスタム アンプリフィケーション(E-C-A)は
楽器アンプ、エフェクターの修理、製作専門とする公房です。

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  +4db→-20dbCONVERT(コンバート) BOX  






      

Q: これは何に使うもの?

A: コンパクトエフェクターを接続出来ないエフェクトループにコンパクトエフェクターを接続できる様にする機器です


アンプのセンドリターンの多くは+4db以上で信号の受け渡しをします
+4dbのセンド、リターンには本来ラックエフェクター等をつなぎます
コンパクトエフェクター(-20db)を接続してしまうと歪んでしまう事が有るためです

これは+4dbのエフェクトループにコンパクトエフェクターを
つなぎたい方のための機器です
これを使用すれば、ラックエフェクターとの混在接続も可能になります

         

使い方はいたって簡単です

IN→アンプセンドへ
SEND→コンパクトエフェクターのインプットへ
RETURN→コンパクトエフェクターのアウトジャックへ
OUT→アンプリターンャックへ

以上で接続完了です

下記が簡単な図解です



         

INPUT OVER LOAD LEDの説明です

強くピッキングした瞬間に点灯するなら問題ありませんが
INPUT OVERLOADが常時点灯しっぱなし時はアンプのセンドからの信号が大きすぎる時です
本機は+15dbまで入力できますから、まず歪むこと(点灯しっぱなし)は無いと思います
アンプにセンドレベルがある場合は調整して点灯しないようにしてください


昔の改造アンプやインピーダンス変換しないで「とりあえず付いてるLOOP」などは、ハイインピーダンスで高出力の使えないLOOPが有ります
このような時はLOOPその物に問題が有るので、アンプのLOOPを改造しないとループは使い物になりません
まずアンプのループ部の改造を奨めます 

         

OUTPUT OVER LOAD LEDの説明です

強くピッキングした瞬間に点灯するなら問題ありませんが
OUTPUT OVERLOADが常時点灯している時は「RETURN LEVEL」の上がり過ぎが考えられます
本機は+15dbまで入力できますから、まず歪むこと(常時点灯)は無いと思います
アンプにRETURN LEVELがある場合はアンプ側のRETURN LEVELを上げて本機のRETURN LEVELを下げてください



         

−20dbシグナルLEDの説明です

SENDジャックはコンパクトエフェクターのインプットに接続します
その時のSEND LEVELの出力は−20dbです
「−20dbってどの位ですか?」と聞かれ
「ラックエフェクターにはレベルLEDが有るけど、コンパクトエフェクターにはレベルLEDが無いね、シグナルLEDを付けなくては」
と思い、付ける様にしました


OVERLOAD LEDと違い強く弾いた時に点灯するように「SEND LEVEL」を調整します
LEDが点灯で−20db〜−15db位のギター信号がSENDから出力されます








専用アダプターを使用いたします
アダプターは付属いたします
9Vからの昇圧でない為、大変ノイズレスになっています

電圧も高く設定していますから+15db位まで歪みません

以上説明が長くなりましたが使ってみると以外と簡単です
サンプル品は常時置いて有りますから、
自分のギターとエフェクターなど持ち込んで試奏していただいても大丈夫です
空間系がSEND RETURNに接続されるとエフェクトの掛かりも良いし、
ノイズも少なくなりますから絶対におススメです


当サイトで使われている単位dbはdbv(デシベルボルト)0db=1V換算です
「v」は省略して書いています