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このページでは過去の修理例を載せています
これはマーシャルJCM900の電解コンデンサが不良時の交換修理です
このコンデンサは見た目がパンクも液漏れもしていないようですが 容量が抜けている状態でした(オシロスコープで波形を見ると分かります) まともな音にならない状態です 2個交換になりました |
取り付け途中のコンデンサです これはJJというメーカーのコンデンサに交換です |
マーシャルはJCM900までは、このように外に見えるようにコンデンさが装着されます 最近のアンプは平滑回路の電解コンデンサが基盤に乗っている物が多いです その為シャーシ上の外観はチューブとトランスくらいしか見えないのが多いので、とても見た目がすっきりしています 昔のマーシャルのカッコ良さってトランスやコンデンサが無骨に外に出ている所かなと思います 工場萌に近い感じが有るように感じます^^ |
パワー管の横に並ぶ新品の電解コンデンサです このコンデンさが充放電を繰り返しアンプに電流を送ると思うと 「カッコいいよ」と思ってしまいます |
抵抗とボリュームポットを交換して 各部チェック、クリーニング、オーバーホ-ル、バイアス再調整です パワー管(6L6GC)が古くなると電流の増減が起こります 今回はパワー管を交換しない方向の修理の為 電流の流れとオシロスコープで波形のチェックをしながら再調整しました 次回は交換した方が良いかなと思います |
修理完了です 平滑回路の電解コンデンサも新品になり、マーシャルらしい立ち上がりの早い腰の有る音に戻りました 自分は1959やJCM800の音が好きですが JCM900はクセが無くオールマイティに使える一台だなと感じます スタジオに行くと必ず一台有るのもうなずけます |