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中はこの様に成っています ボリュームポットやジャックが乗る部分は手前の細長い基板になります 綺麗なレイアウトです 2枚目の画像はプリ部の真空管周りのアップです 真空管に基板から線材が伸びて手半田されます (手作りの部分が残っています、ちょっと驚き) 3枚目はパワー管周りです 全ての真空管へつながる線材は手半田で配線されます すごいよFender‼ トランスからは色違いの線材が基板に平形端子でつながります |
故障内容は、ノイズが大きい、リバーブ上げるとノイズがでる スタジオで使用されてるアンプはヘヴィな壊れ方が多いです チェック後、電解コンデンサは1個液漏れ 白丸が液漏れしてる状態です 液漏れでコンデンサがパンクする時って「パンッ‼」とすごい音します チェック中にパンクする時も過去にあり、かなりビビります 「わぁ‼」と声が出て、自分で「お前は子供かw」と 2枚目は右側の電解コンデンサを交換した後です 同じメーカーで同じ電圧で容量も同じですが サイズは一回り小さくなって外観の色も変わってます 海外メーカって大きなマイナーチェンジすると外観も変えるのかな 某イギリスメーカーのSPは音が大きく変わるたびに… マグネットに貼られているシールも変わる… 判別が分かりやすいね!! 3枚目も交換した電解コンデンサです プリ部の所で一番パワー管から離れていて 熱の影響受けにくいはずなのに何故か不良が多い箇所です |
リバーブを上げるのは色々調べると… リバーブトランスの不良でした 珍しい故障ですね リバーブの回路をざっくり書くと、プリ部のギター信号の高域だけを 少しもらって 12AT7に入力して増幅後 ↓ リバーブタンクへ←ここでリバーブ掛かります ↓ 12AX7でリバーブ音増幅 ↓ パワーアンプ手前でドライ音とMIX Fenderはリバーブがパラレル接続(並列)なんです フェンダーはすべてが天才でパーフェクトです ギターアンプ界のレジェンドです |
パワー管はグルーブチューブ選別のソブテックです 同じ物に交換しました 2枚目は半田がシャーシに触れそうになっている状態です 怖いです アンプ内部からはギター弦… どっから入るでしょうか?ありえないくらいに恐ろしすぎる スタジオさんは大変だろなぁ リハスタのアンプは丁寧に扱ってくださいね |
右が交換した部品です 電解コンデンサは全部交換した方が良いのですが リハスタッフさんが「壊れたら、また持ってきます‼!!」と言う事なので 最低ラインの修理にしました |
SPはエミネンス製です 今はJENSENに代わっています Fender=EMINENCEではなく Fender=JENSENのイメージが強いのかな 自分は再生産のTWIN REVERBに関してはエミネンスの方が好きです |
無事終了です 今回は画像撮り忘れましたが、スタンバイスイッチオン時に 大きく「ボンっ」という音を出ないようにしました SPに良く無いのはリハスタのスタッフも気にしていて「小さくなりますか?」 と言われたので少し改造をしました |